整体は料理に似ている|整体・病院・日常習慣、それぞれの「役割」とは

整体、病院、料理人の3分割写真
困ったり悩んだりしている高齢女性のイラスト

病院で『異常なし』と言われたのに、なんか調子が悪くて…

質問をする女性

整体と病院って、何が違うんですか?

疑問を浮かべる男性のイラスト

整体に行けば、なんでも治るものなの?

このようなご質問・お悩みは、整体師として働いている中でとてもよくお聞きします。

今回は少し変わった切り口から、整体・病院・日常習慣のそれぞれの役割と、上手な使い分け方についてお伝えしていきます。

私は理学療法士として医療機関に勤務した経験を経て、現在は整体師として独立しています。

理学療法士免許

医療の「内側」と「外側」の両方を経験してきたからこそ、このテーマはぜひお伝えしたいと思っていました。

整体と料理の共通点

少々唐突に聞こえるかもしれませんが、私は整体が料理に似ていると思っています。

料理では食材の状態を見極め、レシピを組み立て、調理の技術が仕上がりを左右します。整体も同様に、お客様のお身体の状態を把握し、施術の順序を考え、手技の精度が結果に影響します。

これを踏まえると次のようになります。

料理の場合

どれだけ腕の良い料理人でも、食材の状態には結果を左右されます

下処理では対応しきれないほど状態の悪い食材、例えば完全に腐り切ったものには、どんな技術も限界があります。

その場合は料理するのではなく、食材そのものを取り替えるしかありません

新鮮なリンゴと傷んでいるリンゴ
写真の3つのリンゴであれば、どのリンゴを料理に使うか(使えるか)は一目瞭然でしょう。

整体の場合

整体においても、身体の状態が一定の限界を超えてしまった場合、例えば関節が変形し切ってしまった末期の変形性関節症などでは、人工関節の手術のような外科的な介入が必要になることがあります。

施術だけですべてが解決するわけではなく、状態によっては医療機関での評価と治療が必要なこともあります。

変形性膝関節症と人工膝関節のレントゲン
関節の顕著な変形だけでなく、骨折や脱臼なども整体の範疇ではありません。

食材と体の「決定的な違い」

ここまで料理と整体の共通点について私の考え方をお伝えしてきましたが、ここで大切な違いがあります。

食材は自分では変われませんが、身体は違います。

身体は日々の睡眠、食事、姿勢・動作などの積み重ねによって、自分自身で状態を変えていく力を持っています。どんな食材も、腐りかけた状態から新鮮な状態には戻れませんが、身体は、適切なケアと日々の習慣次第で、状態を改善し続けることができます。

そして整体師にできることは、その名前が表す通り、身体が働きやすい条件を整えることです。

そこに、あなた自身の日常の取り組みが加わることで、施術の反応はより引き出されやすくなり、維持もされやすくなります。また、日常生活における取り組みは、私がアドバイスはできても、私が変わって行うことができません。

この役割分担と協力という二人三脚が体を整えていく上で重要だと考えています。

二人三脚

「なんでも良い」は、実は一番難しいリクエスト

家庭でこんな場面を経験したことはありませんか?

疑問を浮かべる女性

今日、何食べたい?

ゴロ寝してスマホをいじっている男性

ん〜?なんでも良いよ〜

怒っている女性

(その答えが一番困るってわかってるのかな…)

料理をする側からすると、これが一番困るリクエストだと言われます。

素材も、味付けも、ボリュームも何も決まっていない。何を作っても「違う」と言われてしまうかもしれないし、何か提案したら「え〜、それはちょっとな〜」と答える人もいるとかいないとか…。

私が思うのは、この場合の「なんでも」は、無限の可能性ではなく、方向性・主体性のなさです。

そしてこのようなことが、実は整体でも割と頻繁に起きます。

整体における方向性のなさとリスク

私はお客様に、まず次のような質問をします。

質問・疑問を持っている宮森

どのような状態が理想ですか?どのようなこと、どのような生活ができるようになったら良いか、目標を聞かせてください。

肩こりに悩む中年女性

肩こりのない体で、肩こりのない生活をしたいです…

もちろん、そのお気持ちはよくわかります。ただ、これは具体的なようで、実は抽象的な目標で、「肩こりがない状態」「肩こりのない生活」というゴールは、何をもって達成とするのかが、実は非常に曖昧なのです。

一方で、こんなお客様もいらっしゃいます。

二の腕が痛い男性

肩の痛みで野球ができなくなってしまって。できれば、痛みを治してもうしばらく続けたいんです

足首を捻挫して痛がっている女性

足首の痛みを治して、学生最後の大会に出たいんです

このような目標をお持ちの方は、「何ができるようになりたいのか」が非常に明確です。

そしてその明確さは、施術の方向性を定め、日常での取り組みやセルフケアへの意欲にも直結しますし、整体師にとっても、目標が明確なお客様ほど「今、何を優先すべきか」がはっきりします。

これは料理人にとって「今日は息子の誕生日だからホールケーキを作りたい」と言ってもらえるようなもので、その一言があるだけで、素材の選び方、素材の量、段取りも、仕上げ方も変わってくるはずです。

目標を言葉にすることは、方向性と主体性を持つこと

身体の主体性は、まず「自分がどうなりたいか」を自分の言葉で持つことから始まります。

もちろん、最初は「肩こりをなくしたい」「腰痛を治したい」でも構いません。ただ、少しだけ考えてみてください。

指さしをしているイラスト

お悩みの症状がなくなったら、何がしたいですか?

誰かと何かをしたいですか?それとも、毎朝気持ちよく目覚めたいですか?

どんな日常生活を送りたいでしょうか?

この質問に対するあなたの具体的な答え、そのひと言が、一緒に施術の方向を考えていくための大切な出発点になります。

整体と病院|それぞれが向いている領域

整体(代替医療)と病院(一般医学)の違いについて、「なんとなくわかるけど、はっきりとは説明できない」という方は多いと思います。今でも時折、「先生のところでは薬は出してくれないんですか?」という問い合わせをいただくことがあります(整体院では医薬品の処方はできません)。

整体と病院の違いをシンプルに整理すると、以下のようになります。

病院(一般医学)が得意なこと

病院は「構造上の問題を診断・修復する場所」です。例えば

  • 骨折、靭帯断裂、椎間板ヘルニアの重症例など、組織が損傷・変形している状態
  • 感染症、腫瘍、内臓疾患など、病気そのものを診断・治療する必要がある状態
  • 関節リウマチや神経疾患など、薬や手術など医学的管理が継続的に必要な状態

つまり、「壊れているものを診て、修復する」のが病院の本領、専門領域です。

手術室
外科手術などは病院の専門領域の典型例です。

整体(代替医療)が得意なこと

整体は、「壊れているもの」は扱えません(医師法上、診断・治療は医師のみが行えるため、扱ってはいけません)。整体が得意とするのは、「構造に問題はないのに、動き・使い方にエラーが生じている状態」です。

具体的に言うと

  • 検査で異常は出ないのに、痛み・だるさ・動きにくさがある
  • 姿勢や体の使い方のクセによって、特定の部位に負荷が集中している
  • 自律神経や内臓の働きが乱れ、それが身体の不調として現れている

このような「機能的なエラー」を扱い、日常生活に密着してサポートするのが整体の領域です。

先にも触れましたが、整体師の仕事は、身体の構造を「修復」することではなく、身体が本来の働きを取り戻せるよう、条件を整えることです。

肩の施術を行う整体師と患者
整体師が手を当てたからといって、例えば切り傷(組織損傷)が塞がるなんてことはあり得ません。

余談ですが、「整形外科でリハビリをしているが、なかなか良くならない」というお客様が整体院に来られることがよくありました。話を聞くと、医療機関での処置は適切に終わっているものの、その後の「機能的なエラー」や「日常習慣」へのアプローチが抜けていたケースが多かったと感じています。

「病院では治せない」という言葉の正しい意味

代替医療(整体やカイロプラクティックなど)の話になると、時折こんな言葉を耳にすることがあります。

怒っている女性

病院では本当は治せない!

代替医療を信奉していたり、一般医学に不信感を持つ人ほどこのような言葉を強く使う傾向があるように思います(恥ずかしながら過去の私もそうでした)が、私はこの言葉には2つの意味が混在していると思っています。

誤った意味

先に触れた通り、「病院は信用できない・役に立たない」という極端な主張が誤った意味です。これは正しくありません。

例えば、骨折をした人が整体に来ても、法的にも倫理的にも技術的にも整体師にできることはほとんどありません。大怪我や急性疾患の場面で病院が果たす役割は絶対的です。

正しい意味

正しい文脈は、病院の専門領域ではない状態にあるということ。検査で異常が出ない慢性的な痛みや不調、姿勢・動作の問題、生活習慣の影響など、これらは医学的な問題ではなく、整体や日常習慣の領域です。

この「病院では治せない=病院の領域外である」という状態こそが、代替医療(整体)が本領を発揮できる場面です。

病院と整体は競合しない

お伝えしてきたように、病院(一般医学)にも整体(代替医療)にも、それぞれの得意分野・専門領域があります。そしてこれに優劣も上下関係もなく、競合するものでもありません。

重要なのは、その時の自分の状態とニーズに合った場所を選ぶことです。お寿司を食べたいのにイタリアンに行く人はいないのと同じことです。

関連記事(病院では治せない?医療の真実と5つの西洋医学 | 治療法の正しい選び方)も参考になるかと思いますので、ぜひお読みください。

病院を適切に利用するための3つのサイン

実際にお客様からもご質問をいただきますが、次の疑問があるのではないでしょうか。

疑問を浮かべる女性のイラスト

では、病院に行くべきか、整体でいいのかの判断はどうすれば良いの?

ここで、まず知っておいていただきたいものとして、一刻も早い病院受診の必要性を示唆するレッドフラッグサイン(重篤な疾患の可能性を示す警告サイン)というものがあります。

レッドフラッグ
その名が示す通り、緊急度の高い病態の可能性を示唆するサイン(兆候)です。

とはいえ、専門用語で書かれたレッドフラッグサインを全て覚えるのは現実的ではないでしょう。そこで、以下に私が日頃からお客様にお伝えしている「これがあったらまず病院へ」の3つのシンプルな目安をご紹介します。

① どんな姿勢でも痛みが変わらない(安静時痛)

強い痛みの例としてぎっくり腰などがありますが、一般的にどんなにひどいぎっくり腰であっても、横になったり特定の姿勢を取ると多少は楽になります。

しかし、姿勢を変えても痛みが全く変わらない・むしろ徐々に悪化する場合は、内臓疾患や腫瘍、骨折など重篤な疾患が潜んでいる可能性があり、可及的速やかな医療機関への受診が必要です。

② しびれ・手足の動かしにくさなどの神経症状がある

手足のしびれや麻痺、思うように手足が動かせない、排尿・排便の障害などの神経症状がある場合は、脊髄や脳など重要な部位の問題を示している可能性があります。

以前、私が担当したお客様で「顔を洗うときに手を同時に動かそうとしても、同時に動かない」と訴えていた方がいらっしゃいました。

すぐさま医療機関を受診していただいた結果、実際に脳に関わる深刻な病態が進行していたことがあり、即手術となっていました。このような「何となく」の感覚も決して軽視してはいけません。

③ 発熱を伴っている

発熱+痛みの組み合わせは、感染症や重篤な炎症性疾患の可能性があります。このようなケースも整体の領域ではなく、まず医療機関への受診が必要です。

レッドフラッグは知っておきましょう

ご紹介した3つのうち、1つでも該当する場合は、整体よりも先に医療機関を受診してください。

詳しいレッドフラッグサインについては、関連記事『その痛み、放置して大丈夫?|危険な症状の見分け方とシンプルな判断基準』で詳しく解説していますので、ぜひあわせてお読みください。

いろいろな部位の痛み

健康を支える5つの生命活動|息・食・動・想・環

医療機関での問題がなく、整体の領域であるとわかったとして、もう一つ大切なことがあります。それは日常の積み重ねです。

私が学んでいる操体法では、健康状態を左右する要素として、息(呼吸の状態)・食(食事の内容)・動(姿勢や体の動かし方)・想(精神活動・物事の考え方)・環(身を置く自然環境や社会環境)の5つを挙げています。

そして、これらはすべて個人が行うしかなく、他人が取って代わることのできない生命活動とも言えます。例えば、私がどれだけ呼吸を深くし、食事に気をつけ、適度に運動し、メンタルを鍛え、適切な環境に身を置いたとしても、あなた自身の健康には何の影響もありません。

さらに、同時相関相補連動性(どうじそうかんそうほれんどうせい:同時に影響し合う性質)といって、これらの5つの生命活動はバランスを取っているとしています。つまり、いずれかの生命活動が著しく悪くなれば健康状態も悪くなり、全体としてそこそこでもバランスが取れていれば健康状態は良好になるといった具合です。

これはお客様にもよくお伝えしていることですが、施術だけで体が変わるわけではありません。日常のこの5つの積み重ねが、施術と健康の土台をつくります。

息(呼吸の状態)の例

呼吸が浅くなると、呼吸を補うために首・肩・背中の筋肉が過剰に働き続けます。慢性的な肩こり・首こりの背景に、呼吸の問題が隠れていることは少なくありません。

呼吸に関わる筋肉のイラスト
実は呼吸に関わる筋肉は多くあり、必要以上に使うと筋肉が疲労したりします。

呼吸には胸式呼吸、腹式呼吸、逆腹式呼吸など様式の違いによって期待できる効果も違います。また、呼吸の状態は自律神経のバランスにも関わります。

普段は意識しない呼吸だからこそ、時折でも意識を向けて、深い呼吸を行うことが大切だと私は考えています。

室内で瞑想をしている女性

呼吸に関しては、初歩の内容としてまず以下の記事からお読みいただけると良いと思います(関連記事:呼吸の基本|腹式・胸式・逆腹式呼吸の違いと仕組みを解説

食(食事の内容)の例

例えば、甘いものやお酒ばかりを摂取し続けると、糖化反応が体内で起き、炎症が生じやすくなります。そして、炎症が起きやすい状態では、痛みも出やすく、施術の効果も出にくく、なおかつ長続きしにくくなることも経験上少なくありません。

実際に私が担当したお客様で、長年にわたって毎晩のようにお酒を飲まれていた方がいました。慢性的なアルコール摂取を基盤とし、血管に炎症を引き起こし続けた結果、肩の骨の一部が壊死してしまった方がいらっしゃいました。最終的に、人工の骨に入れ替える手術が必要になりました。

その方は「骨が腐ってたらそりゃ痛いわよねぇ」と笑って言ってくれましたが、私はこの経験から、食生活における日常からの積み重ねが体に与える影響の大きさを改めて痛感しました。

You are what you eat(あなたはあなたの食べたものでできている)
You are what you eat.(あなたはあなたの食べた物でできている)という諺はまさにその通りです。

食事に関しては、まずは以下の記事からお読みいただけると良いと思います(関連記事:健康的な食生活の秘訣:避けたい食材・食品と取り入れたい食事法)。

動(姿勢・体の動かし方)の例

姿勢や動作の良し悪しは見栄えだけではありません。例えば、スマホを覗き込むような姿勢や猫背は肩や背中に負担をかけやすいですし、腰を丸くした、もしくは過剰に反らせた姿勢は腰に負担をかけやすいです。

日常生活でどのような姿勢を取るか、どのような体の動かし方をするかは重要です。どれほど施術を重ねても、日常の姿勢が変わらなければ効果は薄れていきやすいです。

日常の姿勢や体の動かし方を意識し、体にかかる負担をいかに分散できるかが大切だと私は考えています。

悪い姿勢(猫背)と良い姿勢で座っている男性
いわゆる良い姿勢でも続ければ負担がかかるので、”いろいろな姿勢”が取れるのが良いと私は思います。

姿勢や体の動かし方については、まず以下の記事からお読みいただくと良いと思います(関連記事:正常姿勢は本当に正しいのか?解剖学的肢位と”本来の姿勢”を整理する)。

良い姿勢と悪い姿勢の比較

想(精神活動・物事の考え方)の例

慢性的なストレス・不安・心配は、自律神経のバランスを崩し、筋肉の過緊張を引き起こします。結果として、肩こりや腰痛などに発展することもあり得る話であり、「心と体はつながっている」という言葉は比喩ではなく、生理学的な事実です。

また、物事の見方や捉え方によっても、ストレスの感じ方・抱え方は個人差があります。とはいえ、すぐに「見方や捉え方を変える」のは難しいことが多いでしょう。

トラウマで苦しんでいる男性

個人的には、すぐに取り組める方法として瞑想がおすすめですが、以下の関連記事に書いてあるようなことから「精神的ストレスのきっかけ・原因」をまず知って、対策をすることもまた大切だと思います(関連記事:トラウマは身体に記憶される|世代間伝達のメカニズムと身体症状)。

トラウマのイラスト

環(環境)の例

職場や家庭の人間関係・住環境・気温や気圧の変化も、体の状態に影響を与えます。「寒くなると痛みが出る」「ストレスの多い時期に調子が悪い」という経験がある方は、環境が体に影響していることをすでに体感されているはずです。

環境は、短期的にも長期的にも他の生命活動に強く影響すると私は考えています。

頭痛でこめかみを抑える女性

個人的には、高校を退学した経験などから環境の大切さを実感しています。環境によって人が変わることについては、私の半生を書いた記事がありますので、そちらをお読みいただければ1つの事例として参考になればと思います(関連記事:宮森大地の歩み 〜 整体院すいっちストーリー 〜)。

操体法的健康観「60点を目指そう」

ここまでお伝えしてきたように、それぞれの生命活動単独でも、健康状態を左右することがお分かりになったかと思います。

ここで重要なのは、すべての生命活動を完璧にする必要はないということです。操体法においても「完全無欠の健康体な人はいない」としています。

操体法では、「自分で自分の健康を管理できる状態」として、「60点くらいで合格」という考え方があります。裏を返せば、60点を下回った時、病気や不調で人の手を借りる必要が生じた時には、遠慮なく助けを求め、健康状態を回復させるという考え方でもあります。

頑張りすぎず、何でもそこそこにやるくらいの気持ちで、それぞれの生命活動を意識していただけたらと思います。

目指せゴッドボディ

操体法の健康観では「60点で合格」とお伝えしましたが、もちろん私は毎回の施術で100点を目指します。とはいえ、私がゴッドハンドであればいいのですが、正直に申し上げて、現状はまだそこには届いていません。もちろん、知識と技術を磨き続けることが施術者としての責任だと思っていますので、今後も精進して参ります。

しかし、あなた自身の健康を長期的に考えた場合、あなた自身も「ゴッドボディ」を目指すことが大切だと思います。

健康で元気な親子

病院で異常なしと言われても不調が続く方、施術を繰り返しても効果が続かないという方は、もしかしたら日常の「息・食・動・想・環」のどこかに見直すべきポイントがあるかもしれません。

日常の小さな積み重ねが、施術の反応を変え、身体の変化を引き出す土台になります。

焦らず、一緒にその土台をつくっていきましょう。そしてその方法や方向性を一緒に考えさせていただけたら幸いです。

関連記事

本記事は私の理学療法士・整体師としての哲学をまとめてきました。料理と整体の共通点と違い、整体(代替医療)と病院(一般医学)の違いと使い分けなどについて書いてきました。

記事の途中でも紹介しましたが、関連記事をまとめておきますのでご興味のあるものを、ぜひお読みいただければと思います。

いろいろな部位の痛み
良い姿勢と悪い姿勢の比較
トラウマのイラスト

まとめ

本記事のポイントを整理します。

  • 整体と料理の共通点と違い
    • 料理人も整体師も、「素材(食材・身体)の状態」に結果を左右される
    • ただし食材と違い、身体は日々の習慣によって自分自身で状態を変えられる
    • 整体師の役割は「修復」ではなく、身体が働きやすい条件を整えること
  • 病院と整体、それぞれの役割
    • 病院は「構造上の問題(骨折・病気など)を診断・修復する場所」
    • 整体は「構造に問題はないが、機能的なエラーが生じている状態」を扱う場所
    • どちらが優れているのではなく、自分の状態とニーズに合った場所を選ぶことが大切
  • 「病院では治せない」の正しい意味
    • 「病院が信用できない」という意味ではなく、「病院の専門領域外である」という意味
    • 病院でも整体でも、適切な文脈で利用することが最も重要
  • 病院を受診すべき3つのサイン
    1. 姿勢を変えても痛みが変わらない(安静時痛)
    2. しびれ・手足の動かしにくさなどの神経症状がある
    3. 発熱を伴っている
    4. 上記の1つでも当てはまる場合は、まず医療機関を受診してください
  • 健康を支える5つの生命活動
    • 息・食・動・想・環は、すべて連動して健康状態に影響する
    • 完璧を目指す必要はなく、「60点くらい」を意識することから始めましょう
    • これらは他の誰かが代わりに行うことはできない、あなた自身の生命活動です

最後に、施術はあなたの体の条件を整えるサポートです。しかし、その土台をつくるのは、日常の積み重ねによるあなた自身の力です。

神奈川県伊勢原市の整体院すいっちでは、施術だけでなく、姿勢・動作・食事・呼吸など日常習慣へのアドバイスも行っています。「病院で異常なしと言われたが不調が続く」「なかなか良くならない」など、お悩みがある方はお気軽にご相談ください。

ぜひ、以下の画像をタップして当院のホームページもご覧になってみてください。

整体院すいっちのHPのアクセスできる画像
画像をタップすると当院のHPにアクセスできます。


重要な免責事項:本記事は一般的な健康情報の提供を目的としており、医学的診断・治療・医療相談の代替となるものではありません。症状がある場合は、必ず医師などの医療専門家にご相談ください。施術の目的・効果には個人差があります。本記事の情報をもとにご自身の判断で医師の指示に従わないことは、健康上の重大な問題を引き起こす可能性があります。

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