前回の記事「日本人だからこの姿勢? ― 民族差・文化差と”日本人独自の歩き方”の妥当性」では、「日本人だから○○」という一括りの考え方に対して、民族差よりも個人差の方が大きいこと、そして文化や生活環境が動きのパターンを形づくることをお伝えしました。
私自身、理学療法士免許を保有している関係から、正常歩行というものを学生の頃から学んできましたが、経験を重ねるうちにある疑問を持つようになりました。
これに関しては学術的な研究に限らず、インターネットで検索するだけでもさまざまな意見を知ることができます。


裸足で歩いたり走ったりした時の動きが本来の歩き方・走り方です


ヒトは長距離走に適応するように進化してきました
実はこれらの主張には、科学的に裏付けられている部分と過度に単純化されている部分の両方があります。今回は、狩猟採集民の研究や進化生物学の知見をもとに、「本来の歩き方・走り方」について整理していきます。
なお、現代の医学的・科学的観点で確認されている情報をベースにしていますが、科学知識は常に更新されます。あくまで参考程度にお読みいただき、ご自身の身体について不安な点がある場合は、必ず医療機関でご相談ください。
もくじ
「人間は走るために進化した」は本当か?
今回、”より自然な歩き方・走り方”を考えた場合に、それこそ”自然の中”で生活している狩猟採集民族の動作はどうなっているのだろう、とまず思いました。
私が彼らの生活を考えた場合に、食料の確保は生命維持のためにも重要なため、すぐに思いついた「走る狩り」から調べ始めたので、以下にその結果をまとめていきます。


持久走仮説とは
2004年、ハーバード大学のDaniel Lieberman教授とユタ大学のDennis Bramble教授がNature誌に発表した論文は、人間の進化に関する議論に大きな影響を与えました。彼らが提唱したのが「持久走仮説(Endurance Running Hypothesis)」です。
この仮説の要点は以下の通りです。
- 人間は約200万年前から、長距離を走り続ける能力を進化させてきた
- アキレス腱、大殿筋(お尻の大きな筋肉)、項靱帯(首の後ろの靱帯)、長い脚、短い足趾など、走行に適した身体的特徴を多数持っている(詳しくは後述します)
- 体毛の減少と汗腺の発達は、走行中の体温調節(放熱)を効率的にするための適応である
- これらの特徴は歩行だけでは説明がつかず、持久走への適応として理解できる
つまり、「人間は他の霊長類と比べて、走ることが得意な動物である」ということです。チーターのようなスプリント(短距離の瞬発力)では多くの動物に劣りますが、長距離をゆっくり走り続ける能力では、人間は動物界でもトップクラスとされています。


持久走仮説の根拠
では、走行専用の解剖学的特徴とはどんなものか、少し詳しく見ていきましょう。
- アキレス腱:歩行ではあまり使わないが、走行時にはバネのようにエネルギーを蓄え、再利用する
- 大殿筋(お尻の筋肉):歩行時にはほとんど活動しないが、走行時には強く働いて体幹を安定させる
- 項靱帯(首の後ろの靱帯):走行中に頭部がぶれないよう安定させる(多くの走る動物に見られるが、チンパンジーにはない)
- 汗腺の発達と体毛の減少:走行中に大量の熱を発散するための仕組み
- 足のアーチ構造:着地時の衝撃吸収と、蹴り出しのエネルギー効率を高める


2018年の研究では、CMAH遺伝子の不活性化(人間特有の遺伝的変異)がマウスの持久走能力を向上させ、筋肉の疲労耐性を高めることが報告されています。この遺伝子変化は人間の祖先で起こったとされ、もし人間にも同様の効果があるならば、サバンナでの狩猟採集生活への適応を支えた可能性が示唆されています。
ただし、「走るためだけに進化した」わけではない
ここで注意したいのは、持久走仮説は「人間は走るためだけに進化した」と言っているわけではないという点です。
人間の身体は走行だけでなく、歩行、登攀(木登りや崖登り)、水泳、潜水など、多様な運動を高いレベルでこなせるように設計されていることが、近年の研究で明らかになっています。
持久走仮説はあくまで「人間の進化の中で、走行能力が重要な役割を果たした」という主張であり、「走ることだけが人間の本来の動きだ」という主張ではありません。
狩猟採集民族はどう動いているのか?
持久走仮説が示すように人間は長い時間をかけて走ることができるような構造と仕組みを体に備えています。では、実際の狩猟採集民族はどのように動いて生活しているのでしょうか?


53の狩猟採集社会を対象にした大規模調査
「ヒト本来の動き方」を考えるうえで、現代にも残る狩猟採集社会の人々がどのように身体を動かしているかは、とても参考になります。
2024年にProceedings of the Royal Society B(英国王立協会紀要)に発表された研究は、53の狩猟採集社会を対象に、900以上の民族誌文献を分析して運動パターンを体系的に調査しました。
その結果は、次のようにまとめられます。
| 運動モード | 実施している社会の割合 |
|---|---|
| 走行(ランニング) | 100%(53社会すべて) |
| 登攀(木登り・崖登り) | 約87% |
| 水泳 | 約77% |
| 潜水 | 約39% |
注目すべきは、95.6%の社会が何らかの非二足歩行の運動(登攀、水泳、潜水のいずれか)を日常的に行っているという点です。さらに、約68%の社会では、走行・登攀・水中運動のすべてを高いレベルで行っていました。
「走る」だけではない多様な動き
この研究から見えてくるのは、狩猟採集民族が「走るだけの人々」ではないということです。
- バジャウ族(フィリピン):1日2〜9時間を水中で過ごし、潜水による魚突きでカロリーのほぼ全てをまかなう
- ムブティ族(コンゴ):季節によってはカロリーの80%以上をハチミツの採取(木登り)でまかなう
- ハッザ族(タンザニア):男性は1日平均10m以上の高さを登り、ハチミツや木の実を採取する
つまり、狩猟採集民の「本来の動き」とは、走ること一つに特化したものではなく、走る・歩く・登る・泳ぐ・潜るなど多様な動きを状況に応じて使い分ける「運動の多様性(ロコモーター・バーサティリティ)」なのです。


持久狩猟は思ったより広範囲で行われていた
「持久狩猟(パーシステンス・ハンティング)」とは、獲物が熱中症で倒れるまで何時間も追いかけ続ける狩りの方法のことです。
かつては、アフリカのカラハリ砂漠のサン族など、暑い地域の一部の民族だけが行う特殊な方法と考えられていました。しかし、先ほどの2024年の大規模調査では、53社会のうち約35%で持久狩猟が記録されていることが明らかになっています。
しかも、持久狩猟は暑い環境に限らず、カナダのイヌイット(−12°C)やシベリアのユカギール族(−16°C)といった極寒地域でも報告されていました。雪の上でトナカイやヘラジカを追い続けるという形態です。
歩き vs 走り:持久狩猟ではどちらが有効か
持久狩猟を知ると、以下のような疑問が生じるかもしれません。


別に走らなくても、歩いて追いかければいいのでは?
この疑問に対しては、2022年の研究が興味深い答えを出しています。
この研究では、熱交換モデルを用いて6,237通りの条件(速度、気温、湿度、開始時刻)で持久狩猟のシミュレーションを行いました。その結果は以下の通りです。
- 歩行による持久狩猟は可能だが、走行と比べて成功率が30〜74%低い
- 歩行の狩猟は走行の約2倍の時間がかかる
- 歩行の方が消費エネルギーは10〜30%少ないが、狩猟者の疲弊度はむしろ大きい
- 走行または間欠的な走行(走ったり歩いたりの繰り返し)が最も効果的
つまり、人間の持久走能力は進化上の大きなアドバンテージだったと考えられますが、同時に「走りだけが狩猟の方法」ではなく、歩行も重要な選択肢だったということです。
裸足での歩行・走行は「本来の姿」なのか?
さて、狩猟採集民族の生活の実態の一端を見てきましたが、では裸足での歩行・走行がヒト本来の姿なのかどうかについて見ていきましょう。
裸足で走ると足の着地が変わる
「裸足で走ること(ベアフットランニング)」は、2010年代以降、ランニング愛好家の間で大きな注目を集めてきました。


科学的な研究でも、裸足と靴を履いた状態での走行には、明確な違いがあることが分かっています。以下に違いを表にまとめました。
| 比較項目 | 裸足走行 | 靴を履いた走行 |
|---|---|---|
| 着地パターン | 前足部〜中足部(つま先寄り) | 踵(かかと)から着地 |
| ストライド(歩幅) | 短い | 長い |
| ケイデンス(歩数/分) | 高い(ピッチが速い) | 低い |
| 着地時の衝撃力ピーク | 小さい | 大きい |
| ふくらはぎの筋活動 | 大きい | 小さい |
一般に、裸足で走ると踵(かかと)から着地する「ヒールストライク」が減り、前足部や中足部で着地するパターンになる傾向があります。


これは、クッションのない状態でかかとから着地すると衝撃が大きいため、身体が自然に衝撃を避ける着地パターンに移行するためです。
しかし、「裸足=前足部着地」は過度な単純化
ここで重要なのは、「裸足で走る=必ず前足部で着地する」というわけではないという点です。
2013年に発表された研究では、日常的に裸足で走る集団(ケニアの農村部住民など)の足の着地パターンを調査しました。その結果、裸足ランナーの中にもヒールストライク(かかと着地)をする人は相当数いたのです。
着地パターンは、走る速度、地面の硬さ、傾斜、疲労度などに応じて変化し、一人の人でも状況によって変わることが分かりました。
また、メキシコの先住民族タラウマラ族(ララムリ族とも呼ばれる、長距離走で有名な民族)を対象にした2018年の研究でも、裸足とミニマルシューズ(サンダル)での歩行時の踵への衝撃力に大きな差がなかったことが報告されています。
つまり、「裸足が本来の姿だから前足部着地が正しい」という考え方は、研究データからは支持されない過度な単純化だと捉えられます。
「正しい着地パターン」は一つではない
靴を履いていても裸足でも、着地パターンは個人・速度・地形・疲労度によって変化することが、複数の研究から示されています。
裸足走行の適応研究では、12週間の裸足トレーニングの後でも、全員が前足部着地に移行するわけではなく、個人差が大きいことが報告されています。また、速度が変わると着地パターンが変化し、特に裸足では低速時にかかと着地が出現しやすくなるなど、固定的な「正解」がないことが分かっています。
このように、足の着地に関しては「唯一の正しいパターン」は存在せず、「個人の足の形、走る速度や距離、路面の状態など、条件に応じて変化する」のが人間本来のあり方と言えます。


「歩き方の最適解」は一つではない|エネルギー効率と個人差
走行(ランニング)について見てきましたが、今度は歩行についても見ていきましょう。


人間の歩行は「省エネ」に最適化されている?
歩行の科学では長年、「人間は無意識のうちにエネルギー消費が最小になる歩き方を選んでいる」という考え方が主流でした。実際、人がそれぞれ自然に選ぶ歩行速度(好みの歩行速度)は、おおむねエネルギー効率が最も良い速度帯に一致します。
しかし、2022年に発表された研究では、人間はエネルギー消費の最小化だけでなく、特定の筋肉に負担が集中しすぎないように(筋疲労を避けるように)歩き方を調整していることが示されました。
つまり、歩き方の調整には少なくとも2つの基準が同時に働いているのです。
- 全身のエネルギー消費を減らす
- 特定の筋肉への過負荷(疲労)を避ける
この2つは時として矛盾します。
エネルギー的に最も効率が良い歩き方が、特定の筋肉に過度な負担をかけることもあるのです。人間の神経系は、この2つの目的のバランスを取りながら歩き方を微調整しています。
ハッザ族のエネルギー消費は先進国の人々と同程度
進化の観点から興味深いのは、タンザニアのハッザ族(現代の狩猟採集民)のエネルギー消費に関するデータです。
2012年の研究では、ハッザ族の1日の総エネルギー消費量を二重標識水法(最も正確な測定方法の一つ)で測定しました。
その結果、驚くべきことに、体格(除脂肪体重)で補正すると、ハッザ族の1日の総エネルギー消費量は先進国の人々とほとんど変わらなかったのです。
ハッザ族の身体活動レベル(PAL)は先進国の人々よりも高いにもかかわらず、です。これは「制約付きエネルギー消費モデル(Constrained Energy Expenditure Model)」として知られ、身体が活動量の増加に応じて他の生理機能のエネルギー消費を調整(節約)している可能性を示唆しています。
また、歩行にかかるエネルギーコスト(体重あたり・距離あたりの消費カロリー)もハッザ族と先進国の人々でほぼ同等だったと報告されています。
これは何を意味するのでしょうか。
それは、「狩猟採集民の歩き方が特別に効率的」なのではなく、「人間という種に共通した歩行のエネルギー効率」がベースにあるということです。
「多様性」こそが人間の本来の姿
これまで持久走仮説、狩猟採集民族の生活の実態、裸足での走行、歩行の効率などさまざまな視点で人間の走行・歩行について見てきました。
すると、「多様性」という1つの言葉が浮かんでくると思います。


一つの環境に特化しない「万能選手」
ここまで見てきたように、人間の「本来の動き方」について言えることは、以下のようにまとめられます。
- 人間は持久走に適した身体的特徴を持つが、走行だけに特化しているわけではない
- 狩猟採集民は走る・歩く・登る・泳ぐ・潜るなど、多様な運動を高いレベルで行っている
- 着地パターンは「前足部が正しい」「かかとが間違い」ではなく、条件によって変化するのが自然
- 歩き方はエネルギー効率と筋疲労回避の両方を考慮して、無意識に調整されている
- 歩行のエネルギー効率自体は、狩猟採集民も現代人も大差ない
これらを踏まえると、私はこう考えます。


「この歩き方が本来の歩き方だ」「この走り方が自然な走り方だ」と一つのパターンに限定すること自体が、人間の本来のあり方に反しているのではないでしょうか?
2024年のRoyal Society Bの大規模調査の著者らは、この多様性を「運動の適応的可塑性(adaptive lability)」と表現しています。
つまり、人間の本来の強みは「一つの最適な動き」ではなく、「あらゆる環境・状況に応じて動きを柔軟に変えられること」にあるのです。
「自然に近い動き」を現代生活に取り入れるヒント
では、こうした知見を日常生活にどう活かせるでしょうか。
ここでお伝えしたいのは、「狩猟採集民のように動くべき」ということではありません。現代社会で暮らしている以上、環境も道具も食事も異なります。
大切なのは、「唯一の正しい動き」を求めるのではなく、動きの多様性を意識することです。以下に例を挙げます。
- 同じ動きを長時間続けない:デスクワークで座り続ける、立ち仕事で立ち続ける、ランニングだけをする、といった「単一の動きへの固定」が、現代人に最も欠けている点かもしれません
- いろいろな動きを生活に取り入れる:歩く、階段を使う、しゃがむ、ストレッチをする、時には走るなど、多様な動きを日常に組み込むことが、狩猟採集民の研究から示唆される「人間らしい動き方」に近づく一歩です
- 地面の感触を意識する:必ずしも裸足で走る必要はありませんが、公園の芝生を裸足で歩いてみる、底の薄い靴を試してみるなど、足裏の感覚を取り戻すことも一つのヒントです(ただし、怪我にご注意ください)
- 「正解」を追い求めすぎない:前回の記事でもお伝えしたように、「○○が正しい歩き方」「○○が正しい姿勢」という断定的な情報には注意が必要です。あなたの骨格、生活環境、身体の状態に応じて、最適な動きは変わります


身体のメンテナンスと整体の役割
ここで、整体師としての視点からお伝えしたいことがあります。
整体の施術は、特定の「正しい歩き方」や「正しい走り方」を教える場ではありません。
しかし、本記事で見てきたように、人間の身体は多様な動きに対応できるよう設計されています。その一方で、現代の生活では同じ動き・同じ姿勢の繰り返しになりがちです。その結果、特定の筋肉や関節に負担が集中し、こわばりや不調が生じることがあります。
整体での施術は、以下の点で「動きの多様性を取り戻す」ことをサポートできる可能性があります。


筋肉や関節のこわばりの緩和
長時間のデスクワークや立ち仕事で固まった筋肉や関節の可動域を改善し、身体が本来持っている動きの幅を取り戻すお手伝いをします。
姿勢パターンへの気づき
施術を通じて、ご自身では気づきにくい姿勢の偏りや動きのクセに気づくきっかけを提供します。「正しい姿勢」に矯正するのではなく、「動ける身体」を目指すことが大切です。
リラクゼーションによる神経系のリセット
身体が緊張状態にあると、動きのパターンも制限されがちです。施術によるリラクゼーション効果は、副交感神経の活性化を促し、身体の柔軟性や動きの質の向上につながる可能性があります。
整体は「歩き方を治す」「走り方を矯正する」ための手段ではなく、「あなたの身体がより多様に、より自由に動ける状態を保つためのメンテナンス」という位置づけが適切です。
よくあるご質問
ここからはよくある質問に対する回答をご紹介します。これまでの復習代わりにもお読みください。


- 持久走仮説:人間は持久走に適した身体的特徴を持つ
Varki A, et al. Human-like Cmah inactivation in mice increases running endurance and decreases muscle fatigability: implications for human evolution. Proc Natl Acad Sci U S A. 2018;115(38):9895-9900. https://doi.org/10.1073/pnas.1800742115 - 狩猟採集社会の53社会中100%が走行、87%登攀、77%水泳を実施
Srinivasan SJ, et al. xExtensive locomotor versatility across a global sample of hunter–gatherer societies. Proc Biol Sci. 2024;291(2032):20242553.https://doi.org/10.1098/rspb.2024.2553 - 裸足走行では前足部・中足部着地が増え、衝撃力ピーク小さいが、個人・条件で変動
Raichlen DA, Gordon AD, Foster AD, et al. Heel impact forces during barefoot versus minimally shod walking among Tarahumara subsistence farmers and urban Americans.
R Soc Open Sci. 2018;5(3):180044. https://doi.org/10.1098/rsos.180044 - ハッザ族の総エネルギー消費量は先進国と同等
Pontzer H, Raichlen DA, Wood BM, et al. Hunter-gatherer energetics and human obesity.
PLoS One. 2012;7(7):e40503. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0040503 - 歩行はエネルギー最小化+筋疲労回避の両立で調整
Hao M, et al. Humans trade off whole-body energy cost to avoid overburdening muscles while walking. Proc Biol Sci. 2022;289(1987):20221056. https://doi.org/10.1098/rspb.2022.1056
関連記事
本記事では「本来の歩き方・走り方」について、狩猟採集民の研究や進化生物学の知見から解説しました。
本記事のほか、「姿勢・動作」シリーズの他の記事も合わせてお読みいただくと、より理解が深まると思います。
以下の連載企画の他記事や過去記事もぜひお読みください。
- 第1部:正常姿勢は本当に正しいのか?解剖学的肢位と”本来の姿勢”を整理する
- 第2部:日本人だからこの姿勢? ― 民族差・文化差と”日本人独自の歩き方”の妥当性
- 関連記事:正しい姿勢は存在するのか?ヨガvs.太極拳でメリット・デメリットを考える
- 関連記事:ヒトの骨格の驚くべき設計図|直立二足歩行を支える2大メカニズム徹底解説
まとめ:「本来の歩き方」は”一つ”ではなく”多様性”にある
ここまで、持久走仮説、狩猟採集民の運動パターン、裸足ランニング、歩行のエネルギー効率について見てきました。最後に重要なポイントをまとめます。
次回は、第4部「機能的に“最適な”姿勢と歩行とは? 」をテーマに姿勢・歩行の”最適”について追求していきたいと思います。
神奈川県伊勢原市の整体院すいっちでは、施術だけでなく、日常の姿勢や動作(体の動かし方)を含めた指導も行っております。何か姿勢や動作についてのお悩みや疑問があればお気軽にご相談ください。
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重要な免責事項:本記事は一般的な情報提供を目的としており、医学的診断や治療の代替となるものではありません。健康に関する具体的な判断や治療については、必ず医師などの医療専門家にご相談ください。本記事の内容により、ご自身の判断で医師の指示に従わないことは、健康上の重大な問題を引き起こす可能性があります。整体施術は医学的な治療ではなく、身体のメンテナンスを目的としたものです。

















そもそもヒト本来の(もしくは、ヒトに普遍的な)歩き方や走り方ってあるのだろうか?